システム開発ボードを運用するために必要な設備。

ボードを購入すると、ボード専用デバイスドライバ、制御ソフトウエア、制御ソフトサンプルソースコード、ボード回路図、ボードマニュアル、USBケーブル、ACアダプタ（CX-USB2を除く）が付属しています。
この他、ボードを運用するには、以下の機器、ソフトウエアが必要です。

１．USBポートを備えたWindows10 PCまたはLinux PC
USBケーブルは付属しています。

２．FPGAを設計するツール
アルテラ無償ツールの使えるボード一覧
CX-Card2X、CX-Card4、CX-Card10、mxcard、CX-Card5

アルテラ有償ツールが必要なボード一覧
CX-Card5でFPGAを最大にする場合

ザイリンクス無償ツールが使えるボード
KX-Card7、AX-Card7M、AX-Card7、SX-Card7、SX-Card6

ザイリンクス有償ツールが必要なボード
KX-Card7でFPGAをXC7K325に変更した場合

３．メーカ専用ダウンロードケーブル
ボード上のFPGAコンフィグROMにプログラムする場合に必要です。
アルテラ・デバイスなら、USB Blasterを推奨します。
ザイリンクス・デバイスなら、プラットフォームケーブルUSB（HW-USB-II-G)を推奨します。
Smart-USB Plus/Sigma製品ファミリの各ボードは、USBコンフィグ機能を備えているので、PCと連動して利用する場合には、コンフィグROMへの書き込みは不要です。

4．C++Builder、VC++、VB、Python、VC#、Excel VBAツール等
制御ソフトウエアをカスタマイズしたい場合、専用DLLをインポートして利用できます。
制御ソフトウエアをカスタマイズしなくても、製品添付の制御アプリケーションで制御が可能です。制御ソフトウエアのTCL機能を利用すると、FPGAに構築したレジスタ設定や、メモリ制御が簡単にできます。詳細は、「全製品共通」－「ソフトウエア編」－「リファレンス・アプリケーションの便利機能」を参照してください。