論理信号を観測するためには...
Smart-USB Plus製品ファミリに搭載するFPGAはすべてBGAパッケージです。直接、信号ピンをプロービングして観測することが困難です。
FPGA内部信号ならば、ロジックアナライザ機能を実現するSignalTapII(アルテラ)やChipSocpePro(Xilinx)を利用して観測することを推奨します。ただし、これらの機能を利用する場合には、FPGA内部メモリの一部が必要になります。FPGA内蔵メモリをすべて消費している回路には適用できません。また、利用する場合には、FPGAメーカー専用のダウンロードケーブルか、3rdパーティの専用ツールが必要です。
この他、FPGA内部ノードをボードのユーザI/Oにアサインし、オシロやロジアナで観測することもできます。 内部ノードをI/Oピンにアサインして観測すると、場合により内部ノードからI/Oピンまでの伝搬遅延も考慮する必要があります。