ボード単体で使う場合の利点と欠点

System-SX2ボードは、El Capitanシステムに収容して使うことを想定していますが、単独でも利用できます。

【ボード単体では、使えない機能】

他のボードと接続するには、System-SX2ボードのZdコネクタ(LVDSとシングルエンドのLVTTLを収容)との接続が必須です。一般的なコネクタではないので、ケーブルアセンブリ屋さんなどでも対応できないのが現状です。 このため外部ボードとの多ピンでの接続は困難です。
しかし、26ピンMILコネクタに、FPGAのI/Oを16本と、クロック入力専用ピン 1本、PLLクロック出力 2本を収容しているので、このコネクタで外部ボードとのケーブル接続ができます。

【ボード単独で利用する場合の電源】

ボードには、単独利用も考慮して専用の電源コネクタを用意しています。外部電源から、+3.3VとFPGAファン用の+12Vを供給してください。
ボード単独では、DDR2メモリ制御回路を実装した場合、約4A流れます。FPGAの消費電流にもよりますが、+3.3V/6A~8Aを供給することで対応できます。

【コネクタの位置】

赤枠のコネクタが26pinMILコネクタです。ここにフラットケーブルを接続して外部システムと接続ができます。

青枠のコネクタがLVDSとLVTTLを収容するZdコネクタです。El Capitanシステムのバックパネルに接続して利用します。

緑枠のコネクタが、ボード単独で利用する際の電源コネクタです。

 


Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート
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