ボード選択の注意点(電源編)

FPGAボードを選ぶときに、FPGAの電源回路もチェック!

FPGAを利用するときには、数種類の電源回路が必須です。 コア電源、PLL関連電源、コンフィグ関連電源、I/Oバンク電源などです。

ここで気を付けなければならないことは電源容量です。 FPGA規模が大きくても電源容量が足りなければ、FPGAにプログラムした回路は動作しません。 Smart-USB Plusボード製品では、最悪の場合を考慮しながら電源回路を設計していますので、過去、電流容量が不足した事例はありません。 安心してお使いいただけます。 

また、FPGAはI/Oバンクを4個以上持っています。ユーザが設定できるI/Oバンクの電圧設定など、用途に合わせて確認が必要です。 Smart-USB Plusボード製品では、2.5V/3.3Vや1.2V~3.3Vまでの電圧設定に対応した製品を用意しています。 各製品ページで電圧設定を確認してください。

I/Oバンクの電源回路では、I/Oコネクタから外部ボードに給電することができます。ここで、多くの電流を外部に流してしまうと、FPGAのI/Oバンクで使用できる電流が不足してしまうこともあります。通常、I/Oバンク1個または2個に対して、1Aの電流容量を用意しています。


Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート
https://www.smartusb.info/article.php/FPGA_select_power