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=新製品情報=
MIPI対応の画像処理IFボード「IMG-Pro7」リリース。
ラズパイカメラをFPGAで制御できるようになります。その他、最大6Gbpsのイメージセンサに対応。同時に2つのカメラ・センサの接続ができます。
ニュースリリース


ラズパイを含むLinux環境でPyhon3によるUSB制御ができるようになりました。
ニュースリリース




 

1台のPCによる複数台のボード運用

ホストPCで複数台のボードを運用する方法

Smart-USB Plus製品は、1台のホストPCと1台のボードをUSB接続して運用することを前提としています。

1台のホストPCに複数台のSmart-USB Plus製品を接続して運用すると、一台あたりのUSBデータ転送帯域が低下します。

 


 

【複数台の運用方法】

通常、USBバスに接続されるデバイス(ボード)には、ホストPCから0~127までのアドレスが割り当てられます。これは自動で割り振られるので、このアドレスを使用してデバイス(ボード)を識別する事を推奨していません(下記、注意の項目を参照してください)。

Smart-USB Plus製品ボードには、FPGAに直結した4bit-ディップスイッチがあります。このディップスイッチの設定をホストPCが読み出し、ボードのアドレスとすることで、複数台の運用ができます。

ディップスイッチの設定は、FPGA内の任意のハードウエアレジスタNo.Xで読み出せるようにしておきます。

1台のホストPCにボードを5台接続した時の具体的な手順は以下の通りです。

準備として5台のボードに任意のアドレスを割り付け(DipSWの設定)、それぞれボードA~Eに接続すると想定します。

1台目 : アドレス0 「DipSW=1111に設定したボードA」
2台目 : アドレス1 「DipSW=1110に設定したボードB」
3台目 : アドレス2 「DipSW=1101に設定したボードC」
4台目 : アドレス3 「DipSW=1100に設定したボードD」
5台目 : アドレス4 「DipSW=1011に設定したボードE」
(DipSWは ON="1"=Lowレベル、 OFF="0"=Highレベル)

次にボードをUSBバスに接続します。
そしてボード制御用のAPIに含まれている関数「CebGetDeviceID」を制御アプリケーションから実行します。
実行後、接続しているボードの台数分のデバイスIDが返されるので、返されたすべてのデバイスIDに対してレジスタNo.Xを読み出します。デバイスIDと読み出したレジスタNo.Xの値が次の関係にあるとします。

ホストPCが管理している
デバイスID 
レジスタN0.Xを
読み出した値
 ボード上の
DipSW設定
実際に接続している
ボード
100 3

 1100

4台目のボードD
101 4  1011 5台目のボードE
102 2  1101 3台目のボードC
103 0  1111 1台目のボードA
104 1  1110 2台目のボードB
このようにホストPCが管理しているデバイスIDとレジスタNo.Xを読み出した値を用いることで、USBバスに接続しているボードを識別することができます。

(注意)
ホストPCが管理しているデバイスIDは電源投入またはボードリセットを行うたびに変化することに注意してください。
この様にボードのデバイスIDは変化してしまいますので、デバイスIDによる決め打ちはせずに、デバイスIDとレジスタNo.Xの値によって識別してください。
また、ア制御アプリケーション起動時とUSBバスに変化(ボードをを抜き差したり、ボードリセットを行った時)が生じた時に、毎回必ずボードアドレスの解決を行ってください。

なお、上記のシーケンスを簡略する手段として、「CebFindDevice」APIを追加しています。
API仕様書を参考にして御利用ください。

 


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