FPGAピンアサインとISEツール設定

SX-Card6システム開発ボードのデータCD-ROMには、FPGAサンプル回路を含んでいます。サンプル回路では、FPGAピンアサインとISEツール設定を行う設定ファイルを提供しています。

UCFファイル(xxxx.ucf) :FPGAのピンアサイン用ファイルです。プロジェクトのソースに加えてください。
各UCFに記述するピン名称と、プロジェクトのピン名称は一致しなければなりません。 また、使わないピンを設定しているucfファイルをプロジェクトに追加する必要はありません。未使用ピンの処理は、後述するTCLスクリプトで指定します。

参考資料:http://japan.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals/xilinx14_2/cgd.pdf

TCLファイル(xxx.tcl) :ISEツールで指定する設定オプション等を記述できます。コンパイル対象のFPGA設定、未使用ピンの処理(推奨はFloat)やコンフィギュレーションファイルの生成などを設定できます。

参考資料:http://japan.xilinx.com/support/documentation/sw_manuals/xilinx13_2/devref.pdf

TCLスクリプトを実施するには、ISEツールでTcl consoleウインドウをアクティブにしてください。

TCL consoleをオープンする設定

Tcl consoleが開いたら、”Command>” で、 source SX_Card6.tcl   と入力してください。正常に実行されればコンソールに”Command was completed!!"と表示されます。

"couldn't read file "SX_Card6.tcl" : no such file or directory"という表示になる場合は、実際にtclファイルのあるディレクトリを指定していない可能性があります。ファイルの存在するディレクトリに移動するか、パス指定してください。


Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート
https://www.smartusb.info/article.php/ucf_tcl