コンフィグROMへのJTAG書き込み

 Smart-USB Plus/Sigmaファミリの各FPGAボード製品に搭載するコンフィグROMへのプログラム方法

 FPGAがアルテラなら、xxx.jicを生成、ザイリンクスならxxx.mcsを生成します。

これらのファイルを書き込む際には、それぞれFPGAメーカ専用のJTAG書き込みツールを利用して下さい。

コンフィグROMへのプログラムができないとき、ボード上の2色LEDで何が原因なのか判定できます。

通常の手順は以下の通りです。

1.FPGAメーカの開発ツールからJTAG書き込みを開始すると、コンフィグROMをプログラムする前にFPGAをコンフィグするので、ボード上のLEDは赤から緑に変化します。
(LEDが緑ということは、FPGAに回路が正しく構成されていることを示します。)

2.その後、実際にjicまたはmcsを書き込みます。

FPGAが未コンフィグの状態を表示するLED=赤FPGAが正しくコンフィグされている状態 LED=緑

コンフィグROMへの書き込みが失敗した場合の判定ポイント

A) LEDが緑の状態でFPGA開発ツールにエラーが発生している場合、
* ボードの設定ミス → (ジャンパ設定や、ディップスイッチ設定を再確認して下さい)
* jic/mcsファイルの生成ミス → (コンフィグROMの型番や、コンフィグ方法設定を再確認して、再度生成し直して下さい)

B) LEDが赤の状態でFPGA開発ツールにエラーが発生している場合、
* コンフィグファイル生成時に問題があります。再度設定方法等を確認して、ファイルを生成して下さい。

 


Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート
https://www.smartusb.info/article.php/configrom_program