FPGAの動作速度による比較
アルテラFPGAの最大動作速度を比較
アルテラFPGAを搭載したSmart-USB Plus製品4種類で、同じ回路の動作速度(Fmax)を測定しました。
FPGAに実装した回路は、Qsys統合ツールを利用したサンプル回路です。回路の内容はアプリケーションノートSUA006『GPIF-AVALONバスブリッジ回路』をご覧ください。Qsysを利用してHDLコーディングを最小限にし、レジスタアクセスやメモリアクセスができる回路です。
- CX-USB2/25C8 (Cyclone3 FPGA型番:EP3C25F324C8N) Fmax= 95.51 MHz
- CX-Card4/40C7 (Cyclone4E FPGA型番:EP4CE40F23C7N) Fmax= 96.09 MHz
- SX-USB2/15C5 (Stratix2 FPGA型番:EP2S15F672C5N) Fmax= 103.48 MHz
- SX-USB3/70C3 (Stratix3 FPGA型番:EP3SL70F780C3N) Fmax= 109.55 MHz
Stratix系FPGAを搭載するボードは製品価格が高めですが、Cyclone系FPGAよりも高速に動作することがわかります。
今回の測定には Q2(V11.1sp2)TimeQuest Timing Analyserを利用し、Fmax値を得ました。
- Smart-USB Plus / Sigma 技術サポート
- https://www.smartusb.info/article.php/fpga_fmax_altera