アナログ入力の方法には、3通りあります。
mxcardにはアルテラ社MAX10 FPGAを搭載しており、このデバイスには12bit 1MSpsのADコアが内蔵されています。
mxcardの型番により、ADコアが2個内蔵されたタイプと1個内蔵タイプがありますが、使用できるアナログ入力チャネルは、どちらの場合も最大18chです。
【アナログ信号ポート】
- メザニンコネクタに18chを収容しています。このコネクタにはVref=2.5V信号も収容しています。
オプションのAFE-18アナログフロントエンドボードを接続して、最大10Vppのアナログ入力を扱うことができます。
- mxcard上のコネクタエリア(部品実装無し、2.54mmピッチのスルーホール)に、アナログ専用チャネルを2本収容しています。入力仕様は0-2.5Vです。
ADコアを2個内蔵している対応の場合2ch利用でき、1個内蔵タイプは1chしか使えません。
- ルネサス社のSmartAnalogチップ(プログラマブル計装アンプ)を搭載しているので、このチップ出力1系統を利用できます。
FPGAからSmartAnalogをSPIでプログラムします。アナログ入力仕様は0-3.3Vです。
左図の○はソルダジャンパです。ハンダにより信号経路を切り換えることができます。